100万本のチューリップ(短編)


…………

…………


『…ん…』


夜中にふと和也が目覚めた。


『寒い…。』


冬でもないのに嫌な寒気がした。


『…。…っ!? 淳!?』


ふと横を見ると


隣のベッドに


淳の姿は無かった。