そのままもう一度寝る事は出来なかった。

というより寝たくなかった。

寝たら、またあの夢を見てしまう気がする。

ここ毎日、その夢ばかり見て、決まって朝起きると、滝のように汗をかき、息を切らしていた。

もう

寝不足と疲労で、淳は倒れそうなほどだった。