ふーん…そういうことか
俺は波美ちゃんの笑顔の意味を察した
そんなことで…
こんな面倒な生徒会に入ったのか?
「なぁ波美ちゃん ちょっと2人きりで話したいんだけど」
俺は親指で廊下を指さした
「え……?」
波美ちゃんは顔を紅潮させた
わかりやすい……
俺は席をたった
「彼方さん…」
心配そうな千歳の声が聞こえた
「あ?」
「仕事山のように残ってますからお早めに」
「はいはい」
―ガチャ
廊下に出て1番近くの教室に入る
波美ちゃんも俯きながらついてくる
「話しってなんですか?」
「あのさぁー」
俺は一呼吸あけて言った
「俺なんかに期待するなよ」
目を見開く波美ちゃん
構わず続けた
「俺には…好きなやつがいる だから俺なんかのためにやる気もない生徒会入られても困る」
「違っ……」
「はっきり言って重い 波美ちゃんモテるかもだけど誰でも手に入るわけじゃないのだよ」
「……。」
波美ちゃんの顔色が悪くなる
「それだけ」
俺は部屋を出ようと振り返った
「………ですか」
ボソッと声が聞こえた
「え?」
「冴慧なんですか 好きな人」
波美ちゃんは真顔だった
「違ぇよ……」
「だったら……なおさらやめません」
俺は波美ちゃんの笑顔の意味を察した
そんなことで…
こんな面倒な生徒会に入ったのか?
「なぁ波美ちゃん ちょっと2人きりで話したいんだけど」
俺は親指で廊下を指さした
「え……?」
波美ちゃんは顔を紅潮させた
わかりやすい……
俺は席をたった
「彼方さん…」
心配そうな千歳の声が聞こえた
「あ?」
「仕事山のように残ってますからお早めに」
「はいはい」
―ガチャ
廊下に出て1番近くの教室に入る
波美ちゃんも俯きながらついてくる
「話しってなんですか?」
「あのさぁー」
俺は一呼吸あけて言った
「俺なんかに期待するなよ」
目を見開く波美ちゃん
構わず続けた
「俺には…好きなやつがいる だから俺なんかのためにやる気もない生徒会入られても困る」
「違っ……」
「はっきり言って重い 波美ちゃんモテるかもだけど誰でも手に入るわけじゃないのだよ」
「……。」
波美ちゃんの顔色が悪くなる
「それだけ」
俺は部屋を出ようと振り返った
「………ですか」
ボソッと声が聞こえた
「え?」
「冴慧なんですか 好きな人」
波美ちゃんは真顔だった
「違ぇよ……」
「だったら……なおさらやめません」



