「っ!!やめろ!!」
あたしは咄嗟に突き飛ばした
がっしゃーん
何かが倒れる音
「いってぇ...」
「恵吾...さん...?」
「ははっ...悪い、急に...」
恵吾さんは苦笑いしてる
「ごめんな、チューハイやるよ」
頭を撫でられて恵吾さんからチューハイをもらう
「ありがとうございます...」
あたしはそのチューハイを一気に飲み干した
ムシャクシャしたから
なんであんなこと、したんだろう?
...明日は来るの、やめとこ...
「あずちゃぁん♪」
うわっ...
ほら出たよ、コイツ...
「なに?」
「いい加減、俺と一緒にならないのー?」
「興味ないって言ってるじゃん。つうかうざい」
長沢誠人
歳は...同い年だっけ
すっげぇうざい男
「俺はあずちゃん、めちゃくちゃ好きなんだけどー?」
「あたしは興味ない。つうかくっつくなぁ!!!」
ベタベタくっついてきてうざったい


