ヤンキー彼女とメガネ君



シャッ!!


...えー!!!!


「...梓...?」


「...閉めて」


遼平が...保健室に来ていた


カーテンを閉めた


...遼平は中に入ってる


「出て行ってよ。体調悪いんだから」


布団に潜りこむ


もう...早く出て行って


なんで保健室に来たの?


なんで...ここに来たの...?


「...俺も体調悪いから」


ちょちょちょっ!?


「な...なんで潜ってんのさ!?」


おなじ布団に遼平も入って来た


「他にベッド、空いてるでしょ!?」


「俺...本気で梓と一緒に居たいんだよ」


「...は?」


何言ってんの?


遼平にはあの子が居るじゃん


「俺、気付いたんだ。たしかに最初は...2人を重ねてた。でも実際は全然違ったんだよな」


「...今更気付いても遅い。あたしにはもう...別の人が居るから」


「は?」


誰も居ないけど...


恵吾さん、今だけ協力してください