「はぁー...ったく、梓も男居るなら言えよ。そうじゃなかったらキスなんてしてねえっつうの」
「はぁっ!?てめえ、梓にキスしたのかよ!?」
「ちょ、遼平!!」
遼平は恵吾さんを掴みあげる
「ふざけんなよ!!俺の女...」
「遼平!!今すぐ恵吾さんを離して!!!」
「...チッ...」
舌打ちしながらも恵吾さんを離した
「梓は俺のだから。二度と手、出すんじゃねえからな」
「へいへい」
恵吾さんは呆れ顔
「遼平、問題起こしたら許さないから」
「あ?」
「問題起こして退学になったら大変でしょ」
「俺ァ平気。学校じゃ優等生って感じだから」
「まあ...ね...」
超近付きたくないオーラ出てるし...
「俺、メガネ外そうかな」
「はぁっ!?」
あたしはつい怒鳴り声
「何?何か問題ある?」
超あるし!!!
そんなことしたら遼平、超モテちゃうじゃん!?
「ちょ、ダメだからね!?」
「ンでだよー。別に平気だろ?」
全然平気じゃないし!!!