二人想い





「…」

「海君…?」

いきなり下を向いた海君。

え、怒ったかな…?


心配して覗き込む。


「…引っかかったな馬鹿」

「え?…んっ」


退院して、初めてのキス。

唇を離した海君は
いたずらっぽく笑う。


「もうっ!!」

「嬉しかったくせに」

「なっ!!!」




あたしの幸せ。
それは今、あたしの傍にある。