病室を出ると、ドアの横には 「太陽君…」 「海は、素直じゃないしわがままだけど、ほんとは、誰よりもいいやつだから。支えてやって」 「…うん」 「ほんとは西山、海に渡したくないけど、仕方ないか」 無理して笑う太陽君。 「俺、西山と会えてほんとよかった」 「あたしも。あたし、太陽君と会えて、よかったよ」 「海のこと、よろしくな」 「うん」 ほんとうに、二人と出逢えてよかった。