「心愛〜またニヤニヤしてる〜」 美咲がからかう。 「し、してないよっ」 「ったく、また太陽君のこと考えてるんでしょ〜」 確かにそうだけど…。 最近のあたし、太陽君のことばっかり。 「西山ー、これ、職員室に運んでくれ」 「はーい」 そして最近のあたしは、ツイてない。 「よいしょっ」 このダンボール、重いし前見えない! 「階段…」 一段ずつ慎重に降りる。 「重すぎー…わっ」 ガタっ 運悪くつまずいて体が斜めになる。 落ちちゃう!!