「また同じクラスになったな。彩香とは同じクラスになりたいと思っていたんだよ。彩香とは何でも話せる数少ない親友だからさ」
修二がそんな風に思ってくれているなんて思いも寄らなかった。私は急に恥ずかしくなって修二から目線を外し、下の方に顔をやった。そして少し気持ちを落ち着かせてから、再び修二の方に目線を移して話した。
「うん、私もだよ。美咲とも同じクラスになったのも嬉しかったけど、修二とまた一緒になれたのも嬉しかった」
「最近彩香と会ってなかったから、たくさん話したいことがあるんだよ。最近の話し相手が秀しかいなかったからさ、誰かと一緒に話したかったんだよね」
「私も久しぶりに修二と話したかった。ねぇ、カラオケ終わった後二人で喫茶店でも行かない? ゆっくり修二と話したい」
やっと自分の言いたいことを言えた。今までは自分の気持ちを抑え込んで、修二との今の関係さえ続けばいいと思っていた。でも、美咲に言われた言葉で自信が持てたんだ。
「俺は大丈夫だけど、彩香は大丈夫なのか? 門限厳しくなかった?」
「先に親に連絡しとけば大丈夫だよ、もう高校生なんだし。それに、修二と一緒って言えば親も許してくれると思うよ」
いつもお互いの家で遊ぶことも多いせいか、お互いの親はよく知っている。いつも修二とは遊ぶから、私の親も修二には信頼している。だから親も許してくれると思ったんだけど、修二が納得いかなかったらしい。
「そうか。でも一応女の子だし、いくら俺のこと知ってるって言っても心配でしょ。俺から彩香の親に連絡する。それだったら彩香の親も安心できるよ」
修二はこう見えて礼儀正しいから信頼できるんだ。だから修二に対してこういう気持ちになってしまうんだよ……。
「修二がそう言ってくれるなら、お願いするかな。そうしたら私の親も安心してくれるから」
修二は、「分かった」と言ってカラオケボックスから出ていき、私の親に電話をしてくれた。数分後、修二が戻ってきて私の隣に座った。
「修二君のことは信頼してるから彩香のことを頼む、と言われたよ。もちろん、ここにいる皆のことも信頼しているから、と言われた。彩香って、親からちゃんと愛されてるんだな。彩香の親と話してみて改めて感じたよ」
修二がそんな風に思ってくれているなんて思いも寄らなかった。私は急に恥ずかしくなって修二から目線を外し、下の方に顔をやった。そして少し気持ちを落ち着かせてから、再び修二の方に目線を移して話した。
「うん、私もだよ。美咲とも同じクラスになったのも嬉しかったけど、修二とまた一緒になれたのも嬉しかった」
「最近彩香と会ってなかったから、たくさん話したいことがあるんだよ。最近の話し相手が秀しかいなかったからさ、誰かと一緒に話したかったんだよね」
「私も久しぶりに修二と話したかった。ねぇ、カラオケ終わった後二人で喫茶店でも行かない? ゆっくり修二と話したい」
やっと自分の言いたいことを言えた。今までは自分の気持ちを抑え込んで、修二との今の関係さえ続けばいいと思っていた。でも、美咲に言われた言葉で自信が持てたんだ。
「俺は大丈夫だけど、彩香は大丈夫なのか? 門限厳しくなかった?」
「先に親に連絡しとけば大丈夫だよ、もう高校生なんだし。それに、修二と一緒って言えば親も許してくれると思うよ」
いつもお互いの家で遊ぶことも多いせいか、お互いの親はよく知っている。いつも修二とは遊ぶから、私の親も修二には信頼している。だから親も許してくれると思ったんだけど、修二が納得いかなかったらしい。
「そうか。でも一応女の子だし、いくら俺のこと知ってるって言っても心配でしょ。俺から彩香の親に連絡する。それだったら彩香の親も安心できるよ」
修二はこう見えて礼儀正しいから信頼できるんだ。だから修二に対してこういう気持ちになってしまうんだよ……。
「修二がそう言ってくれるなら、お願いするかな。そうしたら私の親も安心してくれるから」
修二は、「分かった」と言ってカラオケボックスから出ていき、私の親に電話をしてくれた。数分後、修二が戻ってきて私の隣に座った。
「修二君のことは信頼してるから彩香のことを頼む、と言われたよ。もちろん、ここにいる皆のことも信頼しているから、と言われた。彩香って、親からちゃんと愛されてるんだな。彩香の親と話してみて改めて感じたよ」
