「…好きかも。」

「えっ?」

「椿さん。」

今、顔が赤いと思う…。

「私をずっと心配してくれて、助けてくれて…いつも、優しいんだ。
椿さんが辛い時、今度は私が助けたい。」

この気持ちは、きっと感謝だけじゃない。

「でも、私には初恋が…
あぁ〜どうしよう、
これって浮気?かな…。」


「………へぇ〜♪」

今まで黙ってた水月がニヤニヤして私を見る。

「え、何?」

「いーや♪面白いな、と思って。」

「面白くない…」

切実なんです…。

「それ、浮気じゃない。
心配ないよ。
…メルアドあるし、早速椿さんにメールしよっか。」

「あ、ちょっと!」

私の携帯!