先生と生徒なんて、ただそれだけだと思ってた。



なのにまさか、自分が生徒に恋するなんて思わなくてあせった。


でもそれ以上にあいつのことが好きで。


会える時間が少なくても


「お仕事頑張ってね」って笑うあいつに、


デートできなくても


「私、家でまったりするほうが好きだよ?」って微笑むあいつに、


俺は甘えていたのかもしれない。