でも先生…どうしよう…





 そんなことを考えてるうちに、放課後になってしまった…。







「…美梨亜、帰るぞ」

「あ…うん」

「石田のとこ行く気?」

「一回承諾しちゃったんだし……」




 一応先生だし…。





「はぁ…お人よし。仕方ねぇな、俺も行く」

「いいの? 海斗君、今日バイトは?」

「後で行く」

「へへ…」




 海斗君と横に並んで科学室に向かった。





 科学室に入ると辺りは真っ暗で、普通の人間なら慣れるまで見えない状態。






 私たちモンスターはすぐに見えるけど。






 基本、夜に活動だからね。






「美梨亜ちゃんか~い?」