赤いリボンを解いて、箱を開けた。



 中に入っていたのは箱と同じ色のマフラー。



「マジか…ありがと。美梨亜」

「うん! 私が編んだの」

「うわ…毎日つけるから俺」




 冬の間だけだよ。と言って笑った美梨亜を引き寄せた。






「たまにはいちゃいちゃしよ」

「いつもしてるじゃん…いいけど」





 何度も角度を変えてキスをする。





「こういうゆっくりした時間もいいね」

「だな。たまには時間つくろっか」




 俺と美梨亜は1日中ベッドの上でいちゃいちゃしまくった。