*美梨亜side*


「それはそうだけど…」



 やっぱり…。




 私、海斗君と結婚しちゃいけないかったのかも…。









「美梨亜!!」

「ん…?」

「帰ってから変だぞ…?」




 家に帰ってきた私たちは2人で昼食の準備をした。





「私と海斗君…結婚してもよかったのかな…?」

「はあ?」

「ヴァンパイアの血は大切に残さなきゃ…」

「美梨亜…お前、親父の話し聞いてた?」




 半分聞いてなかったかも。




「これ…俺から話すのすっげぇ恥ずかしいな…」

「?」

「あのな、1回しか言わないからな?」

「うん」







「…俺は美梨亜がいなきゃ、生きていけないから。美梨亜以外とは結婚できねぇの////」