「あ、あと……夜に操って僕の家に連れてこようとしたら途中でもっと強い魔力に引っ張られて」

「スカルゴーストだ」




 今頃こんなことが解決するなんて考えてもみなかった。




「お前魔界警察署行き」

「えぇぇ!?」

「許可なく操るのは立派な犯罪だぜ?」

「……」

「属性何?」

「…闇」



 先生に完全に敬語じゃなくなってる海斗君は属性を聞きだすと私の腕を引っ張った。




「光の輪作って」

「うん」



 言われように杖をまわして光輝く輪を作った。





 きっと闇は光に弱いから壊しにくい光で手錠を作ったんだ。




 思った通り、海斗君はそれを先生の手にはめた。





「…ッ」




 完全に警察署行きだよね。




 何か海斗君切れてるし。