＊美梨亜side＊




　たくさんのモンスターが私たちの家に集まってきた。




　人間なのは陸君だけ。




　海斗君に海斗君のお父さんやお母さんに雪乃、霧君、時哉君、私のパパとママ、スーくんにスーくんのお嫁さんまで。



「初めまして」



　ペコっとお辞儀してくれたのはスーくんのお嫁さん。





　すごく美人。その割に背は小さいけど…。




「妖精さん…?」

「はい、光の精なんです」

「…スーくんって闇だったよね…?」



　近くでじっとしているスーくんに聞く。



「あぁ。どうも、闇属性は光に弱いみたいだ」

「へ?」

「海斗も美梨亜にベタ惚れだろう」




　何気に自分も光の精ちゃんにベタ惚れだって言っちゃってるもんだよね。




「ひかり、迷惑だけはかけないように」

「はい」




　ひかりちゃんって言うのか……。




　そのまま…?