「美梨亜!!」 大きな声でそう叫びながらダンッと音をたてて自らベランダから飛び降りたのは 「海斗!!!」 私の愛しい人。 ふわっと優しい風と一緒に海斗君の香りに包まれた。 「美梨亜大丈夫?」 「うん…平気だけど…どうやっておりるの?」 こんな会話できてる自体すごい。 「俺が黒川海斗だってわかってる?」 そう言うとニヤッと笑って落ちるスピードを操った。