少しして、杉山は布団から起き上がり時計をみた。
「17時か…。給料でも取りにいくかな。」
履き潰し汚れたスニーカーを履き、表に停めてある自転車にまたがった。
颯爽とペダルをこぎ支店へと向かった。
エレベーターを使い9Fへ。
慣れた様子で支店のドアを開けた。
「お疲れさまです。給料受け取りにきました。」
すると、受け付けの女性が顔をあげた。
「杉山さん、お疲れさまです。ちょっと待ってくださいね! 支店長!杉山さんがいらっしゃいましたよ!」
そう言うと、奥から支店長の田代が現れた。
「お疲れさまです。お仕事の調子はどうですか?」
「…まぁ普通ですよ。」
「そうですか。実は杉山さんにお話がありまして…。」
田代は資料を杉山に手渡した。
手渡された資料にはこう書かれていた。
【一ヶ月の短期のお仕事、日給2万円】
「どうです?すごいでしょ?」
「日給…2万…ですか?」
田代は小さく頷いた。
「このお仕事は杉山さんじゃないと駄目なんですよ。 杉山さんはうちの支店に登録してから欠勤が一回もない。勤怠状況を重視される職場なんです。」
「17時か…。給料でも取りにいくかな。」
履き潰し汚れたスニーカーを履き、表に停めてある自転車にまたがった。
颯爽とペダルをこぎ支店へと向かった。
エレベーターを使い9Fへ。
慣れた様子で支店のドアを開けた。
「お疲れさまです。給料受け取りにきました。」
すると、受け付けの女性が顔をあげた。
「杉山さん、お疲れさまです。ちょっと待ってくださいね! 支店長!杉山さんがいらっしゃいましたよ!」
そう言うと、奥から支店長の田代が現れた。
「お疲れさまです。お仕事の調子はどうですか?」
「…まぁ普通ですよ。」
「そうですか。実は杉山さんにお話がありまして…。」
田代は資料を杉山に手渡した。
手渡された資料にはこう書かれていた。
【一ヶ月の短期のお仕事、日給2万円】
「どうです?すごいでしょ?」
「日給…2万…ですか?」
田代は小さく頷いた。
「このお仕事は杉山さんじゃないと駄目なんですよ。 杉山さんはうちの支店に登録してから欠勤が一回もない。勤怠状況を重視される職場なんです。」


