「てか、どうして来たんですか??ここに??」
私はちょっと冷たく彼に言った。
何で、来たかなんてもう分かってるのに。

「え~~と、この前のことが知りたかったし、
君の顔を見てみたかったからかな??」
彼は照れくさそうに言った。

「実はね、さっき、帰った子が例の魅里なの。」
私は、照れているのが分からないように、すかさず話した。

「あのね、君のおかげで、魅里と仲直りすることができたんだ。」
「本当に、ありがとう」
微笑みながら私は言った。

「なんか、すごいよね。こうやって今、君と話してることが。」
「な~~な~~さっきから君、君って、俺イヤなんだけど。」

「て、言われても~~あたしの親友の魅里と、まったく同じ名前だから、
なんて言っていいか分かんないんだけど~~」
「ね~~なんていったらいいの??」
私は、ちょっと意地悪そうに言った。

すると彼は、