『なぁ!?』


狂能者の左腕が先程の銃のように真っ2つに切れたのだ。


『なぜ…どうして…』


「…お前が知る必要はない」


『ギャ―――』


紅血が飛び散った。


怖い…この人も狂能者?だったら逃げなきゃ…


だが 私の体は震えて言うことを聞いてくれなかった。