「くらえー」

セレスは高速で俺の方へ来たが…
行きよいよく俺を通り抜けて行った


「!?貴様何を…」


セレスの胴体からは血が大量に流れていた


「言っただろ?『俺ら』が相手だって」


「!?」
セレスも思い出したのだろ。桃華の存在を


「お前には聞きたいことがあるから殺しはしない…
ただ死んだ方がましだと思うかもしれないがな…」


セレスは見てしまった


彼の赤黒い右目を


「黒炎 奈落」


セレスは静かに意識が消えて行った…