……なんでついてきちゃったんだろ…


街外れの廃墟ビルに4人はいた。


「今回は俺とモモがアタック役、ユキは佳枝を守れ」


『わかったよ』


『わかったよ☆お兄ちゃん☆』


『……』


「まぁ、見てな。もしかしたらお前も戦うことになるかも知れないんだからな」


『……うん…』


「じゃあ、行ってくるか」


遠くの廃墟ビルの屋上にいるものに向かって飛んで言った。