「 始めから爆弾など入っていませんでした。 ただあなたの口から真実を聞き出しそれをラジオで流す事が目的でした。 私の携帯にもあなたの言葉は録音されています。 じきに警察がそちらに向かうでしょう。 もう言い逃れは出来ませんね。 それでは。 永遠にさようなら。 」 読み終わった手紙は手から落ち、俺は膝から崩れた。 …終わったのだ。 なにもかも。 それからどれくらいそうしていたのかは、わからない。 窓の外では、けたたましいサイレンが鳴り響いていた。