「え?大輔……?」 あたしは足を止め、そんな声を上げた。 そしてそんなあたしを見て一緒に足を止めた都築くん。 「うそっ、何で?」 そう呟き、あたしはわざとらしく動揺を見せる。 ちょうど目の前の交差点で立ち止まる2人の姿。 手を繋ぎ、寄り添うようにして信号待ちをしているカップルを見てあたしはその場から一歩も動けなくなってしまった。 「え?西條、さん?」 ビックリとした都築くんの声さえも今のあたしは余裕なくスル― だって だってそこには…