「都築くん。もしよかったらこの後一緒に買い物に付き合ってくれないかな?」
そしてあたしは待ってましたとばかりに、都築くんを誘う。
「あ、でも無理ならいいの。凛子さんも心配だしね?あたし一人でも……」
「いや、いいよ。どうせ今日は夜まで凛子帰ってこないと思うし、なんなら一緒に晩ご飯でも食べて帰ろうか?」
「本当!嬉しい!じゃあ、そうしてくれる?ふふ、よろしくお願いします」
ペコリとお辞儀をして、ニッコリと笑う。
ここ最近都築くんとの距離もグッと縮まった感じがするのも、きっとあたしの気のせいではないわよね?
だってすごく優しい…
あたしに対しての警戒心が無くなってきてるっていうのかな?
とても普通に、むしろそれ以上に接してくれるんだもん。
「あ、パスタ……。美味しそう!ねぇ、ここに入ってみない?」
「ああ、別にいいよ」
買い物を終え、あたし達はイタリアンレストランの扉を開ける。



