「都築くん、あなたちょっと変よ!」
ううん。ちょっとどころなんかじゃない。
「な、なんで急にこんなこと……っ。そ、その鍵だってあたしは都築くんに渡そうと思ってたんじゃない!
ただ引出しに閉っておいただけなの!!」
普通人様の物を勝手に触って移動したりする?
しかも睡眠薬まで飲ませて、こんな鎖まで用意して…
彼が何を考えてるのか分からない。
こんな非常識な人だとは思わなかった。
「美華……、どうしたの?さっきから何怒ってるんだ?」
だけど彼の反応はあたしの怒りはまったく届いてない様子。
それどころか、本当にあたしの気持ちが分からない素振りで顔を覗きこんでこようとするから
「や、近づかないで!お願いだからこれを外してよ!」
手元にあった枕を掴み、おもいっきり彼の顔に叩きつけた。



