「ぃった…」
何、この感覚…
しかも体全体が鉛のように重い。
それはちょっと異常なような、二日酔いの感覚とはまた違った種類の痛みに顔をしかめるあたし。
……てか、ここはどこだっけ?
見るとそこはパリッと綺麗に整えられたベッドのシーツの上。
あれ、都築くんは?
だって隣には誰もいない。
それに若干乱れてはいるが、服もちゃんと着たままだ。
思わず辺りを見渡したけれど、部屋はシーンと静まりかえっていて、物音のひとつも聞こえないし…
「えっと……」
あれから、あたしはどうしちゃったんだっけ?
微かに残る体の火照り。彼と楽しくお酒を飲んで、甘ったるいキスをしたところまではなんとなく覚えてるのに、それ以降の記憶がまったくない。
まるで、そこだけをプツンと切り取られたような違和感に何となく気味の悪さを感じて首を傾ける。



