人のモノ…


そのあとあたしは店を出て、都築くんをうちのマンションへと連れて帰った。


だって、血が止まらない。


思ったより深い傷口に、あたしは半ば青ざめた感覚で都築くんをリビングのソファーに座らせた。



「本当ごめんね」



あたしは俯いたまま、それしか言えなかった。


今日はなんて日だろう…


ついてない。


まさか、こんな…


よりにもよって、彼にこんな怪我を負わせちゃうなんて…


あたしの計画が全て水の泡。


まるっきり台無しになってしまった。


あたしは都築くんの傷口に消毒をつけながら、そんなショックと苛立ち感じていた。


そして、木島に対しての強い憤りも…