人のモノ…


「なぁ、美華。ここで会ったのも何かの縁だ。俺達もう一度やり直さねぇ?」


「は?」


「俺さーお前の体が忘れられねーんだよ。他の女とは比べもんになんねぇ。お前のあの甘い密がさぁ」


「………」




顔を傾け、ニヤリと笑う木島…



ゾワッ。


キモイ。


今軽く鳥肌立ったかも!?


あたしは彼から顔を背け、あいていた右手で木島の胸を押し返す。



「いやよ。あたし一度別れた男とは寄りを戻さない主義なの」



誰があんたなんかと…


顔だって見たくないのに。


セックスなんてもってのほか。


もう二度と関わりたくなんてないんだから…