その笑顔は反則、



「ごめんなさい。本心です……」



「だったら諦めて。俺ゆきちゃんが思ってるほどいいやつじゃないし、」





川崎くんが力なく笑う。



……フラれたんだ



「いい思い出ないんだ。」


「……」


「ゆきちゃんは俺に惚れないだろうと思ってたけど、」




そう言い残し川崎くんは

屋上から出ていった。




「……っ」


フラれたことよりも、

嫌われたのかもしれないと

不安が募る。




溢れ出した涙が止まらない。