扉を開ければ騒がしかった教室が静かになった。
…なんか前もあったな、こんな事。
特に気にすることなく中へと足を進めれば、少しずつざわざわと口々に話し始めた。
「まだ朔様と一緒にいたね」
「身の程知らず」
「釣り合ってないってわからないのかな」
好き勝手に話してくれるのを聞きながら自分の席に座った。
さて。
好き勝手言われるのもめんどくせぇし、私が傷つく事はまあないけど朔が気にしちゃうし。
あとは、コイツらの悔しがる顔が見たいので。
徐々に本領発揮といきますか。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…