私が呆然としている間に朔にも声をかけていたらしく、朔が私のそばまで来た。



「か…かわいいーーー!!」



そしてぎゅーっと抱きしめてきた。



「ぐるじ…」

「あ。ごめん」



殺されるかと思った…。



「よし、ちょっと立って」


「え、うん」



言われた通りに椅子から立ち上がる。



「ちょっと制服いじるね」


「ちょっ…」



私の返事も聞かずに、いきなり私のスカートを折りはじめた。



「できた!!」



はい!!っと鏡の前に出された。



「うわあ…」



全身鏡の中には普通の女子高生が写っていた。