色んな気持ちが入り混ざったあたしの涙と同時に、星が流れた。 「あ!流れ星じゃん。願いごとありすぎんだけど、俺」 「あ…あたしも~!!」 泣き顔なんて見られたくない。 あたしの願いは…。 『傍にいたい』 離れたくない。 「羽美、何か願いごとした?」 「秘密ー!!願いごとって口でいったら叶わなくなるんだからね!!」 「なんだよそれー。」 静かな海岸で笑い会うあたしたち。 この時間がずっと続いてほしい。