「蒼!!ありがとうね!あたし大切にするからね!!」 あたしは涙を拭って、精一杯の笑顔をつくって、蒼に微笑みかけた 「…絶対大事にしろよ?じゃ民宿戻ろうぜ!」 「うん」 あたしたちは民宿へと向かった 想いを胸にして―