貴女は僕の運命の人ではありませんでした





待ち合わせの駐車場に10分ほど送れて到着した。


ともの車の右横に車を停めると、俺に気付いたトモは運転席の窓を開けて手を振った。





「おそーーーーーーーい!!」





「ごめんっ!ちょっと出かける間際にコーチから電話があって...」





「そうなんだ?じゃぁ仕方ないね~♪遅れたお詫びはコーヒーでいいよ?」




トモが目の前の自販機を指差して笑う。





「了解。ってか、こっち乗ってよ。二人とも自分の車の運転席に座りながら窓開けて話すのなんておかしいじゃん?」





「だよね~んじゃ、そっちに行く!」







自販機でコーヒーを買って車に戻るとすでに俺の車の助手席にトモが座っていた。


運転席に座り、「はい」とコーヒーを手渡すと、俺の大好きなクシャっとした笑顔で「ありがとう!」と言う。


この人は・・・ホントに俺の萌えポイントを素でやらかしてくれる・・・





「んあぁ...トモ...俺我慢できないかも...」





「は?!何を?!?!」



俺は、渡したばかりのコーヒーをトモの手から奪い、後部座席にポイっと投げて、トモに覆いかぶさるようにキスをした。


・・・いきなり深いキス・・・




トモに触れていたくて仕方ない・・・


この好きって気持ちを表現する方法がコレしか思いつかない・・・






唇が離れては、またトモの唇が欲しくなる。


いつまでも続くキスにトモも俺の首に腕を回して応えてくれる。







「...トモ...後ろ行こうか...俺我慢できないわ...」






トモの唇に触れながらそう言うと、トモはコクンと頷いた。