貴女は僕の運命の人ではありませんでした



“お疲れ様!もう帰宅してるかな?”





こういうメールって実は物凄く嬉しい。


俺の事を気にしてるって事でしょ?


俺の事を想ってメールしてくれてるんでしょ?


それが、たとえ彼氏とのメールの合間の時間つぶしだとしても・・・


“帰宅してるかな?”って聞くって事は、もしかしたら・・・






“今シャワー入ってまったりしてたところ!”


って、返信しようとしたけど、送信をボタンを押さずにそのままメール画面を閉じる。


そして着歴画面を開いて、トモに電話をした。


メール会話って文字で残るからいいんだけど、やっぱり・・・声が聞きたい。





トモはワンコールしてすぐに電話に出た。





「うわっ!!もしもし?びっくりぃ~!!」





「電話出るのはやっ!!何?俺からのメール待ってたとか??」


・・・「うん」って言ったら・・・すぐに逢いに行くけど。




「...う、うん。実はあたしも電話しようかなぁって思ってたトコだったの」





「...マジ?!めちゃくちゃ嬉しいんだけど...ってか、トモ...」





「...ん?なに?」





「...今から逢えない?」





「...うん。実はあたしもそれ言おうとしてたの...」





「ホント?!?!ってか、なんで?!」





「...なんでって...なんか、逢いたいなって思ってて。でも、今日は彼女と過ごすかなぁ...とか思ってたんだけど。あ...逢いたくて電話したんだけど、あの...」





「彼女とは会わないよ?あの...なに?」





「...彼女と会わないんだ?ってか、今日貴司に逢えても23時までしか無理で...」




・・・「なんで?」って聞きたいけど。きっと聞くとまた嫉妬嫉妬嫉妬・・・で、朝までコースになってしまいそうだからあえて聞かない。