貴女は僕の運命の人ではありませんでした




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翌日。


俺とトモはお互い朝からグランドに向かわなくてはならなかったから、慌しくホテルを出た。


ホントはゆっくり朝を迎えたかったんだけど・・・





「じゃぁ、また連絡するから」




「うん。じゃぁ、いってらっしゃい!」





俺は、トモをマンションの前でおろし、実家に戻った。






「ただいまぁ~」





「おかえり...って、あんた朝帰り?」




おかんが呆れた顔で俺を見る。





「ツレ等とマージャンしてたら朝になっちゃって...」





「今日試合無いからいいものの、もう少し“監督”っていう自覚持ちなさいよ?」





「わかってるよ。まぁ、結構仮眠したから大丈夫だし」





「...あ、そうそう。今日、練習終わったら早く帰って来てよ?」





「...あ?なんでさ?」





「今日は久々に純ちゃん呼んで一緒に食事しようと思って♪」





「は?!なんで?いいよ、そんなの...」





「だって、最近全然連れてこないから...って、もう純ちゃんには連絡してあるし♪だから、よろしくね~」





「......」