貴女は僕の運命の人ではありませんでした




車を洗車機にかけて、車内も掃除機をかける。


洗車はよくするけど車内の掃除機なんて久々にするからカナリ時間が掛かった。


あとは・・・純の痕跡が無いかチェック・・・


って言っても、普段純は俺の車には乗らないし、二人で移動する時はほとんど純の車だったから、痕跡なんてあるはずも無く。





・・・よし、完璧。




時計を見ると19時15分。


ヤッベ・・・実家寄れないじゃん。仕方ない・・・直で智香さん迎えに行こう。





ふと、後部座席にに目が行く。


野球のバカでかいスポーツバックやらバットやらがごろんとしている。


あ・・・ちょうどいいかも?


この状態じゃぁ、後部座席には乗らないだろうし・・


そしたら助手席だろ・・・?





俺は“あと5分くらいで着くよ~”とメールをして、智香さんの家に向かった。