「純っ！！来いっっ！！」
「ッキャ...たかちゃんっっ！！」
「た、貴司っ？！？！」
俺は頭の中が真っ白になりながら、純の腕を掴んで俺の部屋に連れ込んだ。
部屋に入り、床に叩きつけるように乱暴に純の腕を離した。
「...痛いよ...たかちゃん」
「一体...どういうことだよ。説明しろ。」
純は俺に掴まれていた腕をさすりながらゆっくりと俺の顔を見上げた。
「...だって、あたしたち結婚するんでしょ？お互いの親にも紹介済みだし...
だから、もうそろそろそうならなくちゃって思って...」
俺は、自分自身を落ち着かせる為に深い深呼吸をした。
「...悪いけど、俺は...もう..「そんなにあの女が好きなの？？」
