【完】スーツの彼氏×制服の彼女

「ありがとうございます」


「俺が新人の時…なかなか営業成績伸びなくて…婆ちゃんには無理言って薬置いて
貰ったんだぁー」


「へぇ~っ」


「でもその鈴婆ちゃんも他界していたなんて~」



晃生さんは死んだ婆ちゃんの想い…涙を滲ませた。



晃生さんの涙で……



私の胸がきゅんと高鳴る。


「今度…墓参りさせてもらっていいかな?」


「はい…私が案内します!」