合鍵で中に入って…暗い店内を物色。 親は取り壊して新しい家を建てたいと考えているけど ウチにはお金がない。 此処に来ると…婆ちゃんのコトをいつも、思い出す。 婆ちゃんは入院するまで現役でバリバリこの薬店で働いていた。 私と祐也はお母さんがパート勤めにしているから夏休みとかになると婆ちゃんの家に 必然的に預けられた。 私も婆ちゃんのお手伝いで…時々…店に立った。