私は下に降りて…祐也に頭を下げる。 「お金貸してぇ~祐也」 「ハァ!?」 祐也はまだ怒っていた。 「…お金なくて…お願い…」 「姉貴に貸す金なんてねぇ~」 祐也はウザそうに…返す。 「……」 私も元はプライドの高い女。 早々に諦めて…晃生さんに事情を説明するコトにした。