俺とお義父さんは一次会でお別れ。


俺よりもお義父さんの方が酔っていた。
おまけに腰を痛めているし…足取りが危ない。



俺はお義父さんの肩を抱いて家路まで道のりを歩く。



「晃生君…わしの…仕事を継ぐ気は…ないか?」


酔いながらもお義父さんはハッキリした口調で俺に話しかけてきた。



「ウチの息子は…サッカー選手なりたいんだと・・・」



祐也君から俺もその話は聞いていた。


夢があって俺はいいと思う。