【完】スーツの彼氏×制服の彼女

少しくらい…休ませてからでもいいじゃん~


お父さんってば…せっかちなんだから・・・



私はお母さんと夕食作りでキッチンに立つ。



「……本当にゴメンね…由真」



「え、あ…うん…でも…いい仕事がせっかく入ってるのに…それを潰すわけには
いかないし…家族の一員としては…仕事潰して工務店が危なくなったらそれこそ
大変だし…」



「ありがとう~由真…家族思いの優しい女の子に育ってくれて…お母さんは
ウレシイ~><;」


玉葱剥きながら…涙ぐむお母さん。

私の優しさに感涙してるのか?
玉葱剥いて泣いてるのは少し分からないが…


私もお母さんの言葉に少し感激。