【完】スーツの彼氏×制服の彼女

正月休み以来…久しぶりに晃生さんが東京に戻って来た。
GW中はずっと私の家に泊まりこみ。



「お世話になります・・・」


「こちらの方こそ…休みなのに…仕事手伝わせるコトになるけどゴメンなさいね
晃生君」



「いえ…」



晃生さんは愛想よくお母さんに応える。
私は未だに…完全には納得してないけど…
晃生さんの隣で、黙ってウチの両親とのやり取りを聞いていた。



「明日の仕事の段取りだけどなぁ~」


お父さんは早速、晃生さんに仕事の話を始める。



「ちょっと~事務所に来てくれ」


自宅の隣にある事務所に晃生さんを連れて行ってしまった。