「どうして拒む?俺たち付き合っているんだろ??」


「それは・・・・・・」



私はまだーーーー


晃生さんを忘れてなかった・・・



「そんなコト……本当は俺がいちばん…分かっている…」
冬梧が私の顎から指を離した。



抱いていた肩の手まで離す。




そして頭を抱えた・・・

悩ましげに冬梧の顔が歪む。