元ヤンの俺が…こんな一流企業に入るコトが出来たのも和馬兄のおかげ…



「……お前の噂が日を追うゴトに酷くなっている…ほとぼりが冷めるまで…お前を本社勤務から外すコトにする…」



「左遷ですか…覚悟は出来ていました……」



「そうか…なら話が早いな・・・お前は大阪支社の子会社に出向して貰う…」


「……」



俺はソーマの社員ではなくなる・・・



そこまでは考えてなかった・・・



俺は初めて世間の厳しさを知った……