「ふうん~」 「ねえねえ~はやく…いこっ!かんらんしゃ」 舞ちゃんが立ち止る晃生さんの腕を引っ張る。 「そうだね~じゃあ~また…」 晃生さんは逃げるように…3人で…観覧車の方に歩いていった。 話したいコトがたくさんあるのに… 晃生さんは最低限度の言葉だけ交わして…私を避けるように行ってしまった。 「……兄貴とは上手くいってないのか?」