土方さんがどこか行った後も、花見ちゃんは私の腕を掴んだままで。


「うふふ。真珠のリアクションって面白いねぇ。」



その言葉で私はついにキレてしまった。



「ねぇ、これ一体なんのつもり!???なんでお前に邪魔されなきゃいけねぇんだよっ!!12歳のガキなんか、土方さんは相手にしねぇよ!!とっとと諦めろ!」


そう怒鳴り立てて、私は花見ちゃんの腕を振り払った。

...と思うと、早歩きでその場を去った。




言った...


言ってしまった...!!




私は顔を真っ青にして、自分の部屋に戻った。